高峯の頌
今野大力
『高峯の頌』は青空文庫で公開されている今野大力の短編作品。191文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 191文字 |
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| 書き出し書出 | 荒蕪の平原に野を耕し 草を食み、木の実を喰える 人類生存の現象は 高峯の麓にありて あまりにはかなき生命…… 盛夏白熱頂点に達せんとするも 未だに消ゆるなき 雪原の輝きは 天地創造の第一年より 永遠なり 人類生命、億劫に至るも 一切は幻滅に帰り 無し――一切無し 成体もこれ大地の化身なれば 霊魂も又瞬間にして 遺る何物もあらざるべし されど 高峯は歴史を超え 時代を超えて永遠…… |
| 初出 | 「旭川新聞」1924(大正13)年7月21日 |
| 底本 | 今野大力作品集 |
| 表記 |
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