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夕ぐれの明るさに憶う

今野大力

『夕ぐれの明るさに憶う』は青空文庫で公開されている今野大力の短編作品。641文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内
641文字
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夕ぐれのあかるさ パッと室一杯にあふれて 十六燭の電灯のあかるさなど 小さくすぼんでいるようなこころよい明るさ 忽ちに薄暗くなるこの時刻に これは又何といい明るさだ カーテンをすっかりとり払い 硝子窓を通してもかまわない あの明るい空を眺めよう あの空 あの色 何がこんなにうれしいのか もう三年越しの病人が こしらえたような感激を求めているのだろうか そうではない、たしかに、 空が広いのだ、 広

初出
底本今野大力作品集
表記
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