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宵の星

今野大力

『宵の星』は青空文庫で公開されている今野大力の短編作品。185文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
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5分以内
185文字
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あついあつい 夕食後のあつさ のんびりと立って見た やっぱり暑い むっちり蒸される様だ ひたいには汗がこんなににじむ     * 弟よ外へ行こう 庭の石に腰をかけて 鈴懸花の香をかいで 青く澄み渡った北国の宵空に 教えられたあの一つの星を探そう     * 七月七日の夜も近づいた 牽牛織女の星がどこにあるか それも探そう 天の川流れるあたり 天上の花のさても美しき事よ

初出「旭川新聞」1923(大正12)年8月3日
底本今野大力作品集
表記
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