やるせなさ
今野大力
『やるせなさ』は青空文庫で公開されている今野大力の短編作品。839文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 839文字 |
| 人気 | 219PV |
| 書き出し書出 | 〔一〕 単の着物を羽織りたい ま夏の時季が訪れた けれども私の白い単は 恰も乞食の着物の様によごれている * やるせない心は、私の生立ちの 大切な、又、辛い負いめである 私は荷われた運命の様に 灯の下へも、川へも、丘へも ともなわねばならない これこそ私の友であるのだ * 私はこれまで、商人達、友達、 ああ私よりはたしかに裕福な人達にどんなにか いやな思いをさせたろう けれども私 |
| 初出 | 「旭川新聞」1924(大正13)年8月14~15日 |
| 底本 | 今野大力作品集 |
| 表記 |
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