軍服を着た百姓源造の除隊
今野大力
『軍服を着た百姓源造の除隊』は青空文庫で公開されている今野大力の短編作品。1,097文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 1,097文字 |
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| 書き出し書出 | 「おお源造よ 帰って来たか」 つまごをはき、雪路を踏んで、馬橇の上で別れて行ったあの日、 「俺あクジ逃れだ、俺には只一人のお母がいる、お母はおいぼれ……」 「でも源造よ、お上はお前や俺等のために、どうにもなんめいぞ、誰ぞと代って下されと、あれ程ねがったんだに 仕方のねい世の中だ 諦められない世の中よ そんだば、元気で行ってこう 源造よ、元気でだぞお!」 戦争におびやかされ 戦争は明日にも |
| 初出 | 「プロレタリア 創刊号」1930(昭和5)年十二月号 |
| 底本 | 今野大力作品集 |
| 表記 |
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