ブンゴウサーチ

高窓に見える青空……(ブタ箱にて)……

今野大力

『高窓に見える青空』は青空文庫で公開されている今野大力の短編作品。353文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内
353文字
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小さな高窓 高窓に見える青空 この青空に走っている無数のラジオの声 ブル共はそのラジオで 相場の上下を語り 奴隷の歌をうたわせながら 満洲パルチザンの活動に驚愕のニュースを飛ばし 国際聯盟の脱退を問題にしているだろう、だが、それより おれたちのこの小さな高窓に見る青空にはすべての日に あのモスクワのコミンターン(国際共産党)の大放送塔から おれたちプロレタリアのために闘う世界中の同志の耳へ 輝きに

初出「文学新聞」1932(昭和7)年5月15日
底本今野大力作品集
表記
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