百姓仁平
今野大力
『百姓仁平』は青空文庫で公開されている今野大力の短編作品。698文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 698文字 |
| 人気 | 0PV |
| 書き出し書出 | 何つう病気だか知らねいが、 俺家のたけ子奴病気だどって帰って来た 何でも片足だけは血が通わねえんだって そしてくさりこんでさ うみが出て うみが出て、 血の通うところまでぶった切って 生れにもない片輪になりやがって 二十一の働き盛り 嫁盛りに 何つうこった 俺あ口惜しくて涙も出ねい たけ子の野郎奴は ロクすっぽ金も持たずにおんだされて来やがった どうすべか いい考えもありやしねい ああ俺は口惜し |
| 初出 | 「文芸戦線」1930(昭和5)年5月号 |
| 底本 | 日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二) |
| 表記 |
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