ブンゴウサーチ

棺の後ろから

三好十郎

『棺の後ろから』は青空文庫で公開されている三好十郎の短編作品。2,458文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内
2,458文字
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書出

1 爺さん、立上れ! お前はそっちを担いでくれ、俺はこっちを担ぐ 泣くな、爺さん、これがどうしたと言うんだ? 死んだんだ、死んだだけだ そして死ぬと言う事は死ぬことだ―― 「お粥でいいから、ねえ、食べさして」 と彼奴が言った時に、 お粥はおろか、のりも無かったことだ。

初出「戦旗」1928(昭和3)年7月号
底本日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一)
表記
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