詩劇「水仙と木魚」――一少女の歌える――
三好十郎
『詩劇「水仙と木魚」』は青空文庫で公開されている三好十郎の中編作品。19,269文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数 | 60分以内 19,269文字 |
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書き出し書出 | プロローグ私は京極光子と申します年は十七年三カ月学問は中学を卒業しただけで病気のために寝たきりで自分一人では一メートルも動けない詩を読んだのは宮沢賢治とホーマアのオデッセィの二冊だけですその私が、おどろくなかれ水仙と木魚という題で長い長い詩を書きますからどうぞ皆さん覚悟してくださいなこの中で私は人類よ、思いあがって水爆や原爆なんぞをポカポカとおっことして地球をこ... |
初出 | 「婦人公論」1957(昭和32)年4月号 |
底本 | 三好十郎の仕事 別巻 |
表記 | 新字新仮名 |
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