マハトマ・ガンジーの全作品

人が非暴力であると主張する時、彼は自分を傷けた人に對して腹を立てない筈だ。

私は、この「インデイアン・オピニオン」の記念號が發刊される時には、母國に到着してゐないにしても、少くともフエニツクスから遠く離れてゐるであらう。

私は嘗つて巡歴中に制服を着た少年に出遭つたので、その制服は何の服であるかと尋ねた。

暴力支配の現代では、暴力の終局の至上權の法則を誰かが拒否し得やうとは、何人も考へることが出來ないであらう。

現今印度の大衆を皷舞しつつあるスワデシの希望は、あらゆる讃辭に値ひするが、彼等はそれが實行の途上に横はつてゐる困難を十分に認識してゐないやうに私は思はれる。

親愛なる妹※［＃「姉」の正字、「女＋※のつくり」、225-2］たちよ。

始めに告白せざるを得ません。