雨中記

小熊秀雄

『雨中記』は青空文庫で公開されている小熊秀雄の短編作品。2,156文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。

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10分以内2,156文字
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書き出し

電車を降りて××橋から、雨の中を私と彼とは銀座の方面に向つて歩るきだした、私と彼とは一本の洋傘の中にぴつたりと身を寄せて、黒い太い洋傘の柄を二つの掌で握り合つてゐる。

初出「民謡詩人 第2巻12号」1928(昭和3)年12月号
底本新版・小熊秀雄全集第一巻
表記
新字旧仮名