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諷刺大学生

小熊秀雄

『諷刺大学生』は青空文庫で公開されている小熊秀雄の短編作品。5,081文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
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30分以内
5,081文字
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書出

ある夜一人の見も知らぬ学生が訪ねて来た、 洋服の袖口のところが破れてゐて 小さな穴から下着の縞模様をのぞかせてゐた、 学生は――諷刺文学万歳!と叫んで そして私に握手を求めた ――曙ですよ、   あなたのお仕事の性質は、   日本に諷刺文学が   とにかく真実に起つたといふことは   決定的に我々の勝です、 彼はかう言つて沈黙した、 ところで我々はそれから、 ぺちやくちやしやべつた揚句は ――諷刺

初出「槐」1939(昭和14)年8月
底本新版・小熊秀雄全集第一巻
表記
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