淪落の皇女の覚書

久生十蘭

『淪落の皇女の覚書』は青空文庫で公開されている久生十蘭の長編作品。29,902文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。

文字数	1時間〜 29,902文字
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書き出し書出	第一部皇帝の死刑沼の多い雪の平原のむこうにペテルブルグの円屋根や尖塔が輝き、空のはてはフィンランドのほうへ低く垂れている。
初出
底本	久生十蘭全集　Ⅲ
表記	新字新仮名

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