新西遊記
久生十蘭
『新西遊記』は青空文庫で公開されている久生十蘭の長編作品。27,649文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数 | 1時間〜 27,649文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | 宇治黄檗山の山口智海という二十六歳の学侶が西蔵へ行って西蔵訳の大蔵経(一切経または蔵経、仏教の典籍一切を分類編纂したもの)をとって来ようと思いたち、五百三十円の餞別を懐ろに、明治卅年の六月廿五日、神戸を発って印度のカルカッタに向った。 |
初出 | 「別冊文藝春秋 第十九号新春小説集」1950(昭和25)年12月25日 |
底本 | 久生十蘭全集 Ⅱ |
表記 | 新字新仮名 |
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。