鷹野つぎの全作品

青空文庫で公開されている鷹野つぎの全作品を、おすすめ人気順で表示しています。

1-4件 / 全4件

作品名	著者	読了時間	文字数	書き出し
虫干し	鷹野つぎ	5分以内	1,684	海の南風をうけている浜松の夏は、日盛りでもどこか磯風の通う涼しさがありましたが、夜は海の吐き出す熱気のために、却って蒸暑い時もあるのでした。
海の南風をうけている浜松の夏は、日盛りでもどこか磯風の通う涼しさがありましたが、夜は海の吐き出す熱気のために、却って蒸暑い時もあるのでした。
時	鷹野つぎ	5分以内	856	郷里の方の学校友達から、ふと二三度の便りがあつてから、しばらくして彼の女の息子を東京の学校へ入学させる用事をかねて、私をまで訪ねてくれた。
郷里の方の学校友達から、ふと二三度の便りがあつてから、しばらくして彼の女の息子を東京の学校へ入学させる用事をかねて、私をまで訪ねてくれた。
窓	鷹野つぎ	30分以内	7,846	窓というものが、これほどたのしいものとはまだ知らなかった。
窓というものが、これほどたのしいものとはまだ知らなかった。
草藪	鷹野つぎ	60分以内	16,065	附添婦と別れて一人のベッドに数日過した私は、一時多数病室に半月ほど過したのちまた転室した。
附添婦と別れて一人のベッドに数日過した私は、一時多数病室に半月ほど過したのちまた転室した。