山の神殺人
坂口安吾
『山の神殺人』は青空文庫で公開されている坂口安吾の短編作品。10,968文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数 | 30分以内 10,968文字 |
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書き出し書出 | 十万円で息子を殺さす――布教師ら三名逮捕――【青森発】先月二十三日東北本線小湊、西平内間(青森県東津軽郡)線路わきに青森県上北郡天間林村天間館、無職坪得衛さん(四一)の死体が発見され、国警青森県本部と小湊地区署は他殺とみて捜査を進め、去る八日、主犯として青森県東津軽郡小湊町御嶽教教師須藤正雄(二五)を検挙、さらに十八日朝被害者の実父である上北郡天間林村天間館、民生委員、農坪得三郎(六一)と得三郎を須藤に紹介した同、行商坪勇太郎さん妻御嶽教信者しげ(五〇)... |
初出 | 「講談倶楽部 第五巻第一〇号」1953(昭和28)年8月1日 |
底本 | 坂口安吾全集 14 |
表記 | 新字新仮名 |
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