木の十字架
堀辰雄
『木の十字架』は青空文庫で公開されている堀辰雄の短編作品。6,688文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
| 文字数 | 30分以内 6,688文字 |
| 人気 | 0PV |
| 書き出し書出 | 「こちらで冬を過すのは、この土地のものではない私共には、なかなか難儀ですが、この御堂が本当に好きですので、こうして雪の深いなかに一人でそのお守りをしているのもなかなか愉しい気もちがいたします。……」 この雪に埋まった高原にある小さな教会の管理をしている、童顔の、律儀そうなHさんはそんな事を私に言ったが、こういうごく普通の信者に過ぎないような人にとっても、こちらで他所者として冬を過しているうちには |
| 初出 | |
| 底本 | 堀辰雄集 新潮日本文学16 |
| 表記 |
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