青空文庫の児童文学全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の児童文学全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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犬の子 | 土田耕平 | 5分以内 | |
自転車とほる犬の子はしる広告隊が笛ふきとほる日がかたむけば春風さむい走れ走れ犬の子走れ。 | |||
芝の芽 | 土田耕平 | 5分以内 | |
芝の芽の萌えるころはふるさとの丘を思ひだすゆるやかにふわふわと雲の浮かんだあの丘山を犬ころが走り凧があがりぼくらは寝そべつてゐたつけが「どこへ行かうかな」「大きくなつたら」「海へ――空へ――遠いところへ――」誰やかれやみんな叫びあつた――芝の芽の萌えるころはふるさとの丘を思ひだすゆるやかにふわふわと雲の浮んだあの丘山をああ誰もかれもみんな大きくなつただらうな。 | |||
バッタ | 土田耕平 | 5分以内 | |
バッタ殿とんだ天をめがけてとんだバッタ殿とまつた竿竹へとまつた竿竹や高い天はもつと高いそこでバッタ殿いま一飛び竿竹蹴つて天までとんだ。 | |||
拾うた冠 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
みなさん神社の神官がお祭の時などにかぶつてゐる帽子をご存じでせう。 | |||
孝行鶉の話 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
ある野原の薄藪の中に、母と子との二匹の鶉(うづら)が巣を構へてをりました。 | |||
夢の国 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
雪の降る日でした。 | |||
竜宮の犬 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
或(ある)田舎に貧乏な爺(ぢい)さんと、婆さんとが二人きりで暮してをりました。 | |||
蛇いちご | 宮原晃一郎 | 10分以内 | |
林の中に行つてみると、紅のいろをした美しい蛇いちごが生つてをります。 | |||
悪魔の尾 | 宮原晃一郎 | 10分以内 | |
それはずつと大昔のことでした。 | |||
豆小僧の冒険 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
昔、或(あ)る大きな山の麓に小さなお寺がありました。 | |||
幸坊の猫と鶏 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
幸坊のうちは、ゐなかの百姓でしたから、鶏を飼つてゐました。 | |||
鳩の鳴く時計 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
一時間ごと、三十分ごとに、時計の上の方にある小さな戸を押し開いて、赤いくちばしをした鳩(はと)が顔を出して、時間の数だけホウホウとなく時計のあることは、みなさん御存じでせうね。 | |||
賢い秀雄さんの話 | 宮原晃一郎 | 10分以内 | |
日吉さんの秀雄さんは今年七つ。 | |||
動く海底 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
オーストラリヤの大陸近くに、木曜島といふ真珠貝の沢山取れる有名な島があります。 | |||
怪艦ウルフ号 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
時は欧洲大戦の半ば頃、処は浪も煮え立つやうな暑い印度洋。 | |||
熊捕り競争 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
御維新の少し前頃、北海道有珠のアイヌ部落にキクッタとチャラピタといふ二人の少年がゐました。 | |||
風変りな決闘 | 宮原晃一郎 | 30分以内 | |
はじめて見た機関砲今でこそ日本は、最新兵器をもつ世界一流の陸海軍国であるが、明治維新となり、はじめて陸海軍が出来た頃は、兵器でも軍隊の組織でもまだ尋常一年生で、すべて西洋諸国に学んでゐた。 | |||
馬鹿七 | 沖野岩三郎 | 30分以内 | |
紀州の山奥に、狸山といふ高い山がありました。 | |||
熊と猪 | 沖野岩三郎 | 10分以内 | |
紀州の山奥に、佐次兵衛といふ炭焼がありました。 | |||
山さち川さち | 沖野岩三郎 | 30分以内 | |
昔、紀州の山奥に、与兵衛といふ正直な猟夫がありました。 | |||
蚊帳の釣手 | 沖野岩三郎 | 30分以内 | |
万作は十二歳になりました。 | |||
にらめつくらの鬼瓦 | 沖野岩三郎 | 30分以内 | |
今雄さんは、五年級甲組の一番でした。 | |||
ばべるの塔 | 沖野岩三郎 | 10分以内 | |
まだ、電話も電信も、なんにもない、五六千年も、まへのおはなしです。 | |||
愚助大和尚 | 沖野岩三郎 | 30分以内 | |
愚助は忘れん坊でありました。 | |||
硯箱と時計 | 沖野岩三郎 | 30分以内 | |
石之助が机にむかつて、算術をかんがへてゐますと、となりの金さんが来て、「佐太さん。 | |||
岩を小くする | 沖野岩三郎 | 10分以内 | |
後村上天皇さまの皇子さまに、寛成さまと申すお方がございました。 | |||
源八栗 | 沖野岩三郎 | 30分以内 | |
もうりい博士は、みなとの汽船会社から、こまりきつたかほをして、かへつて来ました。 | |||
星の女 | 鈴木三重吉 | 60分以内 | |
姉妹三人の星の女が、毎晩、美しい下界を見るたびに、あすこへ下りて見たいと言ひ/\してゐました。 | |||
湖水の鐘 | 鈴木三重吉 | 60分以内 | |
或(ある)山の村に、きれいな、青い湖水がありました。 | |||
ぽつぽのお手帳 | 鈴木三重吉 | 30分以内 | |
すゞ子のぽつぽは、二人とも小さな/\赤いお手帳をもつてゐます。 | |||
一本足の兵隊 | 鈴木三重吉 | 30分以内 | |
或(ある)小さなお坊ちやんが、お誕生日のお祝ひに、箱入りのおもちやをもらひました。 | |||
蛇つかひ | 鈴木三重吉 | 30分以内 | |
インドだのエジプトだのといふやうな熱帯地方へいきますと、蛇使と言つて蛇にいろ/\のことをさせて見せる、わたり歩きの見世物師がゐます。 | |||
ざんげ | 鈴木三重吉 | 30分以内 | |
ロシアのウラディミイルといふ町に、イワン・アシオノフといふ商人がゐました。 | |||
小犬 | 鈴木三重吉 | 30分以内 | |
村のとほりにそうた、青い窓とびらのついた小さな家に、気どりやの、そのくせ、お金にかけては、をかしなほどこまかな、おばあさんが、女中と二人で、ひつそりとくらしてゐました。 | |||
ダマスカスの賢者 | 鈴木三重吉 | 30分以内 | |
むかし、ダマスカスといふ町に、イドリスといふなまけものがゐました。 | |||
勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話) | 鈴木三重吉 | 60分以内 | |
これは、こしらへた冒険談ではなく、全くほんたうの事実話ですから、そのつもりでお聞き下さい。 | |||
パナマ運河を開いた話 | 鈴木三重吉 | 30分以内 | |
パナマの運河といへば、だれにもおわかりのとほり、南北アメリカのまん中の、一とうせまい、約五十マイルの地峡をきりひらいて、どんな大きな軍艦でもとほれるやうにこしらへたほりわりです。 | |||
青い顔かけの勇士 | 鈴木三重吉 | 30分以内 | |
トゥロットのお家は貴族で、お父さまは海軍の士官ですが、今は遠方へ航海中で、トゥロットはお母ちやまや女中のジャンヌたちと一しよに、海岸の別荘でくらしてゐます。 | |||
乞食の子 | 鈴木三重吉 | 30分以内 | |
トゥロットの別荘のうしろは、きれいな小さな砂浜になつてゐました。 | |||
かたつむり | 鈴木三重吉 | 30分以内 | |
トゥロットのお母ちやまは、朝、いろんな人たちと一しよに、馬車でそとへお出かけになりました。 | |||
村の学校(実話) | アルフォンス・ドーデ | 30分以内 | |
今からちようど六十年前に、フランスはドイツとの戦争にまけて、二十億円のばい償金を負はされ、アルザス・ローレイヌ州を奪はれました。 | |||
子守つ子 | アントン・チェーホフ | 30分以内 | |
夜、子守子のバルカは、きゝとれないくらゐの、ひくいこゑで、子守歌をうたひながら、赤ん坊のねてゐるゆり籠をゆすぶつてゐました。 | |||
そり(童話) | オイゲン・チリコフ | 30分以内 | |
はてもない雪の野原を、二頭だてのそりが一だい、のろ/\と動いてゐました。 | |||
月世界競争探検 | 押川春浪 | 30分以内 | |
博士捜索隊の出発明治四十年十月十日の東京新聞は、いずれを見てもまず読者の目を惹いたのは、一号活字で「恋の競争飛行船の月界探検」と表題をだし、本文にも二号沢山の次のごとき、空前の記事であった。 | |||
いぼ | 新美南吉 | 60分以内 | |
にいさんの松吉と、弟の杉作と、年もひとつちがいでしたが、たいへんよくにていました。 | |||
かぶと虫 | 新美南吉 | 30分以内 | |
お花畑から、大きな虫が一ぴき、ぶうんと空にのぼりはじめました。 | |||
ペンネンノルデはいまはいないよ 太陽にできた黒い棘をとりに行ったよ | 宮沢賢治 | 5分以内 | |
一、ペンネンノルデが七つの歳に太陽にたくさんの黒い棘(とげ)ができた。 | |||
先生の顔 | 竹久夢二 | 10分以内 | |
それは火曜日の地理の時間でした。 | |||
都の眼 | 竹久夢二 | 30分以内 | |
留吉は稲田の畦(あぜ)に腰かけて遠い山を見ていました。 | |||
深夜の電話 | 小酒井不木 | 60分以内 | |
第一回木の茂れば、風当たりの強くなるのは当然のことですが、風当たりが強くなればそれだけ、木にとっては心配が多くなるわけです。 |