青空文庫の児童文学全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の児童文学全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の児童文学全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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良寛物語 手毬と鉢の子 | 新美南吉 | 1時間〜 | |
この本のはじめに良寛といふ名前の坊さんが、今から百五十年ぐらゐ前に住んでゐた。 | |||
ひかる | 新美南吉 | 5分以内 | |
ひるはどこもがひかるんだ。 | |||
月から | 新美南吉 | 5分以内 | |
月からきたねこ、屋根にゐる。 | |||
深呼吸 | 新美南吉 | 5分以内 | |
クリームのやうににほふから、――朝の空気はにほふから、通風筒は深呼吸。 | |||
デパートの窓 | 新美南吉 | 5分以内 | |
デパートの窓の、カーテンがするりとあいた。 | |||
ひなた | 新美南吉 | 5分以内 | |
ひなたよ、ひなたよ、まるいけむりよ。 | |||
そりとランターン | 新美南吉 | 5分以内 | |
ランタンともしたそりだから、ひばなみたいにはしつてる。 | |||
乳母車 | 新美南吉 | 5分以内 | |
坊やがせがむと乳母車、つばきの花をつけられる。 | |||
熊 | 新美南吉 | 5分以内 | |
熊は月夜に声きいた。 | |||
明日 | 新美南吉 | 5分以内 | |
花園みたいにまつてゐる。 | |||
島 | 新美南吉 | 5分以内 | |
島で、或(ある)あさ、鯨がとれた。 | |||
ごろぜみ | 新美南吉 | 5分以内 | |
ごろぜみ、ごつとんでろよ。 | |||
カンテラ | 新美南吉 | 5分以内 | |
カンテラカンテラ坑の奥、坑夫の肩をてらしてる。 | |||
光 | 新美南吉 | 5分以内 | |
畑の光のなかにゐる。 | |||
一れつ | 新美南吉 | 5分以内 | |
一れつ一れつならんでる、土人が浜べにならんでる。 | |||
お月さまを | 新美南吉 | 5分以内 | |
お月さまをみいあげた。 | |||
どらが鳴る | 新美南吉 | 5分以内 | |
どらんどらんどらんどらが鳴る。 | |||
月の角笛 | 新美南吉 | 5分以内 | |
月が角笛夜ふけにふいたぽうぽうぽうよ、ぽうぽうぽうよ。 | |||
よい家 | 新美南吉 | 5分以内 | |
イワノーイツチ窓あけた。 | |||
井戸 | 新美南吉 | 5分以内 | |
カヤナの村の朝の井戸、おほぜい子供が来てました。 | |||
苔人形 | 新美南吉 | 5分以内 | |
苔人形はつくられた、木の実や苔や白樺で。 | |||
りんごの車 | 新美南吉 | 5分以内 | |
りんごが三かごのつてる車、ころころいつた。 | |||
輪まはし | 新美南吉 | 5分以内 | |
ついぢの椿の花のした、ここから輪まはしかけてつた。 | |||
雀の歌 | 新美南吉 | 5分以内 | |
小さい卵のなかにゐるかあいゝ坊やよでゝおいで、みんなはおまえを待つてゐる。 | |||
仔牛 | 新美南吉 | 5分以内 | |
仔牛は日向にたつてゐた細い四足すつきり伸びて小さいひづめは繁縷ふんで。 | |||
沼の家 | 新美南吉 | 5分以内 | |
母さんお窓をしめましよう、もう郭公鳥は鳴きませぬ。 | |||
ちらちら光れ小い星 | ジェーン・テーラー | 5分以内 | |
ちらちら光れ小い星、あなたは何だろ小い星。 | |||
ゐろりの中の街 | ロバート・ルイス・スティーブンソン | 5分以内 | |
ゐろりの中に街がある、かすかな足音きこえてる。 | |||
誰か | ロバート・ルイス・スティーブンソン | 5分以内 | |
僕等が原にゐる時は、誰かこつそりやつて来る。 | |||
積木の町 | ロバート・ルイス・スティーブンソン | 5分以内 | |
積木で何でも造られる。 | |||
僕の国 | ロバート・ルイス・スティーブンソン | 5分以内 | |
光つて泉の湧くそばに僕の小さな窪(くぼ)がある。 | |||
力餅 | 島崎藤村 | 1時間〜 | |
はしがきわたしが皆さんのようなかたとおなじみになったのは、以前に三冊の少年の読本を書いた時からでした。 | |||
蝉の子守唄 | 島崎藤村 | 5分以内 | |
ねん/\よ。 | |||
八の字山 | 土田耕平 | 10分以内 | |
私が幼いころ、一ばんさきにおぼえた字は、八といふ字でありました。 | |||
千本木川 | 土田耕平 | 5分以内 | |
裏の山から出て、私の村の中ほどをよこぎつて、湖水へ流れこむ川を、千本木川といひました。 | |||
柿 | 土田耕平 | 5分以内 | |
私の村は「柿の木の村」でした。 | |||
大寒小寒 | 土田耕平 | 5分以内 | |
おほ寒こ寒山から小僧がとんでくる……冬のさむい晩のこと、三郎はおばあさんと二人で、奥座敷のこたつにあたつてゐました。 | |||
さがしもの | 土田耕平 | 10分以内 | |
文吉は、ある夏休の末のこと、親不知子不知の海岸に近い、従兄の家へあそびに行きました。 | |||
のぞき眼鏡 | 土田耕平 | 5分以内 | |
村の鎮守さまのお祭で、さま/″\の見世物がかゝつてゐました。 | |||
狐に化された話 | 土田耕平 | 10分以内 | |
枕もとの障子に笹(ささ)の葉のかげがうつりました。 | |||
私の祖父 | 土田耕平 | 5分以内 | |
私は、幼いころのお父さん、お母さん、おばあさんの思ひ出は、はつきりしてをります中に、おぢいさんといふ人を少しも知りません。 | |||
お母さんの思ひ出 | 土田耕平 | 5分以内 | |
私が十一か二の年の冬の夜だつたと覚えてゐる。 | |||
時男さんのこと | 土田耕平 | 30分以内 | |
時男さん――それは私の幼な友だちの名まへです。 | |||
騎士屋 | 土田耕平 | 5分以内 | |
私どもが小学四年生のときの受持は、牛島先生でありました。 | |||
海坊主の話 | 土田耕平 | 30分以内 | |
私は子供の時分のことを思ひおこす時、何よりもさきに髯(ひげ)の爺(ぢい)のすがたが目に浮んで来ます。 | |||
身代り | 土田耕平 | 30分以内 | |
五月雨がしよぼ/\と降りつゞいて、うすら寒い日の夕方、三郎さんは、学校からかへつて、庭向きの室でおさらひをしてゐますと、物置の方で、「三郎や、ちよいと来てごらん。 | |||
雪に埋れた話 | 土田耕平 | 5分以内 | |
お秋さんは、山へ柴刈に行つたかへりに、雪に降りこめられました。 | |||
狐の渡 | 土田耕平 | 5分以内 | |
むかし、一人の旅人が、科野の国に旅して、野路を踏みたがへ、犀川べりへ出ました。 | |||
天童 | 土田耕平 | 10分以内 | |
はげしい雨風の夜であります。 | |||
八ノ字山 | 土田耕平 | 5分以内 | |
八ノ字山の八ノ字ゴウロ雪がこんこんふつてゐるどこのお家も戸をしめて昼まも夜さも知らん顔冬の神さま早よ去んであかるい春になつてくれ八ノ字ゴウロに菫が咲いて雉子がケンケンなく春に。 |