5分以内で読める青空文庫の短編児童文学作品
青空文庫で公開されているすべての著者の児童文学作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
201-250件 / 全467件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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ちらちら光れ小い星 | ジェーン・テーラー | 5分以内 | |
ちらちら光れ小い星、あなたは何だろ小い星。 | |||
ゐろりの中の街 | ロバート・ルイス・スティーブンソン | 5分以内 | |
ゐろりの中に街がある、かすかな足音きこえてる。 | |||
誰か | ロバート・ルイス・スティーブンソン | 5分以内 | |
僕等が原にゐる時は、誰かこつそりやつて来る。 | |||
積木の町 | ロバート・ルイス・スティーブンソン | 5分以内 | |
積木で何でも造られる。 | |||
僕の国 | ロバート・ルイス・スティーブンソン | 5分以内 | |
光つて泉の湧くそばに僕の小さな窪(くぼ)がある。 | |||
蝉の子守唄 | 島崎藤村 | 5分以内 | |
ねん/\よ。 | |||
千本木川 | 土田耕平 | 5分以内 | |
裏の山から出て、私の村の中ほどをよこぎつて、湖水へ流れこむ川を、千本木川といひました。 | |||
柿 | 土田耕平 | 5分以内 | |
私の村は「柿の木の村」でした。 | |||
大寒小寒 | 土田耕平 | 5分以内 | |
おほ寒こ寒山から小僧がとんでくる……冬のさむい晩のこと、三郎はおばあさんと二人で、奥座敷のこたつにあたつてゐました。 | |||
のぞき眼鏡 | 土田耕平 | 5分以内 | |
村の鎮守さまのお祭で、さま/″\の見世物がかゝつてゐました。 | |||
私の祖父 | 土田耕平 | 5分以内 | |
私は、幼いころのお父さん、お母さん、おばあさんの思ひ出は、はつきりしてをります中に、おぢいさんといふ人を少しも知りません。 | |||
お母さんの思ひ出 | 土田耕平 | 5分以内 | |
私が十一か二の年の冬の夜だつたと覚えてゐる。 | |||
騎士屋 | 土田耕平 | 5分以内 | |
私どもが小学四年生のときの受持は、牛島先生でありました。 | |||
雪に埋れた話 | 土田耕平 | 5分以内 | |
お秋さんは、山へ柴刈に行つたかへりに、雪に降りこめられました。 | |||
狐の渡 | 土田耕平 | 5分以内 | |
むかし、一人の旅人が、科野の国に旅して、野路を踏みたがへ、犀川べりへ出ました。 | |||
八ノ字山 | 土田耕平 | 5分以内 | |
八ノ字山の八ノ字ゴウロ雪がこんこんふつてゐるどこのお家も戸をしめて昼まも夜さも知らん顔冬の神さま早よ去んであかるい春になつてくれ八ノ字ゴウロに菫が咲いて雉子がケンケンなく春に。 | |||
犬の子 | 土田耕平 | 5分以内 | |
自転車とほる犬の子はしる広告隊が笛ふきとほる日がかたむけば春風さむい走れ走れ犬の子走れ。 | |||
芝の芽 | 土田耕平 | 5分以内 | |
芝の芽の萌えるころはふるさとの丘を思ひだすゆるやかにふわふわと雲の浮かんだあの丘山を犬ころが走り凧があがりぼくらは寝そべつてゐたつけが「どこへ行かうかな」「大きくなつたら」「海へ――空へ――遠いところへ――」誰やかれやみんな叫びあつた――芝の芽の萌えるころはふるさとの丘を思ひだすゆるやかにふわふわと雲の浮んだあの丘山をああ誰もかれもみんな大きくなつただらうな。 | |||
バッタ | 土田耕平 | 5分以内 | |
バッタ殿とんだ天をめがけてとんだバッタ殿とまつた竿竹へとまつた竿竹や高い天はもつと高いそこでバッタ殿いま一飛び竿竹蹴つて天までとんだ。 | |||
ペンネンノルデはいまはいないよ 太陽にできた黒い棘をとりに行ったよ | 宮沢賢治 | 5分以内 | |
一、ペンネンノルデが七つの歳に太陽にたくさんの黒い棘(とげ)ができた。 | |||
日輪草 | 竹久夢二 | 5分以内 | |
三宅坂の水揚ポンプのわきに、一本の日輪草が咲いていました。 | |||
大きな蝙蝠傘 | 竹久夢二 | 5分以内 | |
それはたいそう大きな蝙蝠傘でした。 | |||
大きな手 | 竹久夢二 | 5分以内 | |
ある郊外、少女Aと少女Bの対話Aまあ、あなたの手は綺麗なお手ねえ。 | |||
風 | 竹久夢二 | 5分以内 | |
風が、山の方から吹いて来ました。 | |||
最初の悲哀 | 竹久夢二 | 5分以内 | |
街子の父親は、貧しい町絵師でありました。 | |||
おさなき灯台守 | 竹久夢二 | 5分以内 | |
この物語はさほど遠い昔のことでは無い。 | |||
人形物語 | 竹久夢二 | 5分以内 | |
あるちいさな女の児と、大きな人形とが、ある日お花さんのおうちをたずねました。 | |||
夜 | 竹久夢二 | 5分以内 | |
日が暮れて子供達が寝床へゆく時間になったのに、幹子は寝るのがいやだと言って、お母様を困らせました。 | |||
はしがき | 竹久夢二 | 5分以内 | |
少年達のため挿絵をかきながら、物語の方も自分でかいて見ようと思立って、その頃まだ私の手許から小学校へ通っていた子供をめやすにかいたのが巻頭の数篇です。 | |||
犬のいたずら | 夢野久作 | 5分以内 | |
去年の十二月の三十一日の真夜中の事でした。 | |||
犬の王様 | 夢野久作 | 5分以内 | |
むかしある国に独り者の王様がありました。 | |||
きのこ会議 | 夢野久作 | 5分以内 | |
初茸、松茸、椎茸、木くらげ、白茸、鴈(がん)茸、ぬめり茸、霜降り茸、獅子茸、鼠茸、皮剥ぎ茸、米松露、麦松露なぞいうきのこ連中がある夜集まって、談話会を始めました。 | |||
寝ぼけ | 夢野久作 | 5分以内 | |
太郎さんはしじゅう寝ぼけてしくじるので、口惜しくてたまりません。 | |||
働く町 | 夢野久作 | 5分以内 | |
ある国で第一番の上手というお医者さんが、ある町に招かれて来ました。 | |||
豚と猪 | 夢野久作 | 5分以内 | |
豚が猪に向って自慢をしました。 | |||
鵙征伐 | 夢野久作 | 5分以内 | |
お父さんの蛙が田圃へ虫とりに行ったまま帰って来ませんので、お神さんの蛙と子供の蛙が心配をして探しに行きましたら、かわいそうにお父さん蛙は鵙(もず)に捕えられて茅(かや)の刈り株に突き刺されて日干になって死んでいました。 | |||
雪子さんの泥棒よけ | 夢野久作 | 5分以内 | |
夜中に雨戸のところでゴリゴリと音が始まりました。 | |||
キャラメルと飴玉 | 夢野久作 | 5分以内 | |
キャラメルと飴玉とがお菓子箱のうちで喧嘩をはじめました。 | |||
キューピー | 夢野久作 | 5分以内 | |
アメリカ生まれのキューピーがいなくなったので、おもちゃ箱の中は大変なさわぎがはじまりました。 | |||
犬と人形 | 夢野久作 | 5分以内 | |
東京では今度大地震と大火事がありましてたくさんのひとが死にました。 | |||
章魚の足 | 夢野久作 | 5分以内 | |
凧(たこ)屋の店にいろいろ並んでいる凧の中で、達磨と章魚とが喧嘩をはじめました。 | |||
ドン | 夢野久作 | 5分以内 | |
たいそうあたたかくなりました。 | |||
梅のにおい | 夢野久作 | 5分以内 | |
一匹の斑猫が人間の真似をして梅の木にのぼって花を嗅いでみました。 | |||
鉛筆のシン | 夢野久作 | 5分以内 | |
子供が鉛筆を削っているとあまり無茶に削るので何べんでもシンが折れました。 | |||
お金とピストル | 夢野久作 | 5分以内 | |
泥棒がケチンボの家へ入ってピストルを見せて、お金を出せと言いました。 | |||
がちゃがちゃ | 夢野久作 | 5分以内 | |
草の中で虫が寄り合って相談を始めました。 | |||
鷹とひらめ | 夢野久作 | 5分以内 | |
ひらめが海を泳いでいますと、鷹が飛んで来て掴もうとしましたが、水が深いので掴めません。 | |||
狸と与太郎 | 夢野久作 | 5分以内 | |
与太郎は毎日隣村へ遊びに行って、まだ日の暮れぬうちに森を通って帰って来ました。 | |||
電信柱と黒雲 | 夢野久作 | 5分以内 | |
電信柱が寒い風にあたってピーピーと泣いておりました。 | |||
人形と狼 | 夢野久作 | 5分以内 | |
お腹の空いた狼が野道を歩いて来ますと、遠くに一人の赤ん坊が寝ているのを見つけました。 |
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