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春と修羅 第三集

宮沢賢治

『春と修羅 第三集』は青空文庫で公開されている宮沢賢治の中編作品。20,781文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
20,781文字
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書出

七〇六  村娘 一九二六、五、二、 畑を過ぎる鳥の影 青々ひかる山の稜 雪菜の薹を手にくだき ひばりと川を聴きながら うつつにひととものがたる [#改ページ] 七〇九  春 一九二六、五、二、 陽が照って鳥が啼き あちこちの楢の林も、 けむるとき ぎちぎちと鳴る 汚ない掌を、 おれはこれからもつことになる [#改ページ] 七一一  水汲み 一九二六、五、一五、 ぎっしり生えたち萱の芽だ

初出
底本宮沢賢治集全集2
表記
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