春と修羅 第二集

宮沢賢治

『春と修羅 第二集』は青空文庫で公開されている宮沢賢治の長編作品。50,047文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。

文字数
1時間〜50,047文字
人気
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書き出し

序 この一巻は わたくしが岩手県花巻の 農学校につとめて居りました四年のうちの 終りの二年の手記から集めたものでございます この四ヶ年はわたくしにとって じつに愉快な明るいものでありました 先輩たち無意識なサラリーマンスユニオンが 近代文明の勃興以来 或いは多少ペテンもあったではありませうが とにかく巨きな効果を示し 絶えざる努力と結束で 獲得しましたその結果 わたくしは毎日わづか二時間乃至四

初出
底本宮沢賢治全集1
表記
新字旧仮名