地方主義篇(散文詩)
福士幸次郎
『地方主義篇』は青空文庫で公開されている福士幸次郎の中編作品。20,464文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数 | 60分以内 20,464文字 |
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書き出し書出 | 最初の時代眞青な海のうへに夏のやうでもなく、秋のやうでもなく、慥かに春の日がその華かさが更に、烈しいとでも言ひたい位の正午の光を受けて、北海道通ひの蒸汽船が二艘、遙か遠くを煙りを吐いて走つてゐる。 |
初出 | |
底本 | 日本現代文學全集 54 千家元麿・山村暮鳥・佐藤惣之助・福士幸次郎・堀口大學集 |
表記 | 旧字旧仮名 |
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