装甲弾機
萩原恭次郎
『装甲弾機』は青空文庫で公開されている萩原恭次郎の短編作品。343文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 343文字 |
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| 書き出し書出 | 近代的都市の飛躍雑踏中に 我は装甲の巨大なる弾機を見る 気まぐれなる煙りを吐き乍ら 鈍重なる無愛嬌者 彼は軍隊式に声を発し 都会の嗜好す 甘美や色彩や繊細を知らず 強い黄色の煙りを吐きちらし 都会をよごし気をわるくし 驚き易い心臓を圧迫さす 彼は弾丸や群集の心に従はない 最も真赤き野蛮な心臓をもつ 意のまゝ飽くまで 資本化した雑踏の世界に耐へ 混乱への強い強い出現! おゝ 過敏なる女性美文明 |
| 初出 | 「東京日日新聞」1922(大正11)年3月6日 |
| 底本 | 日本の詩歌 26 近代詩集 |
| 表記 |
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