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「四季」緒言

滝廉太郎

『「四季」緒言』は青空文庫で公開されている滝廉太郎の短編作品。358文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
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5分以内
358文字
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書出

近来音楽は、著しき進歩発達をなし、歌曲の作世に顕はれたるもの少しとせず、然れども、是等多くは通常音楽の普及伝播を旨とせる学校唱歌にして、之より程度の高きものは極めて少し、其稍高尚なるものに至りては、皆西洋の歌曲を採り、之が歌詞に代ふるに我歌詞を以てし、単に字句の数を割当るに止まるが故に、多くは原曲の妙味を害ふに至る。

初出「四季 花、納涼、月、雪」1900(明治33)年11月1日
底本瀧廉太郎――夭折の響き
表記
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