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明治哲学界の回顧04 結論――自分の立場

井上哲次郎

『明治哲学界の回顧』は青空文庫で公開されている井上哲次郎の短編作品。11,847文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
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書出

理想主義者としてつぎに、明治年間における自分の立場について、少しく話してみようと思うのであるが、だいたい自分は理想主義の側に立って絶えず唯物主義、功利主義、機械主義等の主張者とたたかってきたのである。

初出「岩波講座哲學 明治哲學界の囘顧」岩波書店、1932(昭和7)年11月
底本現代日本思想大系 24 哲学思想
表記
新字新仮名
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