たき火
国木田独歩
『たき火』は青空文庫で公開されている国木田独歩の短編作品。4,118文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数 | 30分以内 4,118文字 |
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書き出し書出 | 北風を背になし、枯草白き砂山の崕(がけ)に腰かけ、足なげいだして、伊豆連山のかなたに沈む夕日の薄き光を見送りつ、沖より帰る父の舟遅しとまつ逗子あたりの童の心、その淋(さび)しさ、うら悲しさは如何あるべき。 |
初出 | |
底本 | 日本文学全集12 国木田独歩石川啄木集 |
表記 | 新字新仮名 |
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