腐った蜉蝣

蘭郁二郎

『腐った蜉蝣』は青空文庫で公開されている蘭郁二郎の中編作品。16,390文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。

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60分以内16,390文字
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書き出し

一  黄昏――その、ほのぼのとした夕靄が、地肌からわき騰って来る時間になると、私は何かしら凝乎としてはいられなくなるのであった。

初出「探偵春秋」春秋社、1937(昭和12)年8月号
底本怪奇探偵小説名作選7 蘭郁二郎集 魔像
表記
新字新仮名