「処女作」より前の処女作
宮本百合子
『「処女作」より前の処女作』は青空文庫で公開されている宮本百合子の短編作品。2,428文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数 | 10分以内 2,428文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | どんな作家でも、はじめて作品が雑誌なら雑誌に発表されたという意味での処女作のほかに、ほんとの処女作というのもおかしいが誰にもよまれず、永年のうちには書いた自分自身さえそのことは忘れてしまっているというような処女作がきっとあるだろうと思う。 |
初出 | 「若草」1931(昭和6)年9月号 |
底本 | 宮本百合子全集 第十七巻 |
表記 | 新字新仮名 |
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。