夜汽車

尾崎放哉

『夜汽車』は青空文庫で公開されている尾崎放哉の短編作品。2,173文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。

文字数
10分以内2,173文字
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書き出し

「それで貴女とう/\離婚れてしまいましたので……丁度、昨年の春の事で御座いました」 「まーとう/\。ほんまに憎らしいのは其女の奴どすえなー、妾なら死んでも其家を動いてやりや致やしませんで、」 あんまり今の女の声が高かつたので、思はずわれも其話しの方に釣り込まれた。

初出
底本尾崎放哉全句集
表記
新字旧仮名