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三両清兵衛と名馬朝月

安藤盛

『三両清兵衛と名馬朝月』は青空文庫で公開されている安藤盛の短編作品。8,341文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内
8,341文字
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書出

三両のやせ馬 「馬がほしい、馬がほしい、武士が戦場で、功名するのはただ馬だ。馬ひとつにある。ああ馬がほしい」  川音清兵衛はねごとのように、馬がほしいといいつづけたが、身分は低く、年は若く、それに父の残した借金のために、ひどく貧乏だったので、馬を買うことは、思いもおよばなかった。

初出「少年倶楽部」講談社、1931(昭和6)年6月号
底本少年倶楽部名作選 3 少年詩・童謡ほか
表記
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