よく生きてきたと思う
竹内浩三
『よく生きてきたと思う』は青空文庫で公開されている竹内浩三の短編作品。631文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 631文字 |
| 人気 | 490PV |
| 書き出し書出 | よく生きてきたと思う よく生かしてくれたと思う ボクのような人間を よく生かしてくれたと思う きびしい世の中で あまえさしてくれない世の中で よわむしのボクが とにかく生きてきた とほうもなくさびしくなり とほうもなくかなしくなり 自分がいやになり なにかにあまえたい ボクという人間は 大きなケッカンをもっている かくすことのできない 人間としてのケッカン その大きな弱点をつかまえて ボク |
| 初出 | |
| 底本 | 竹内浩三全作品集 日本が見えない 全1巻 |
| 表記 |
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