空をかける
竹内浩三
『空をかける』は青空文庫で公開されている竹内浩三の短編作品。120文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 120文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | 蛍光を発して夜の都の空をかける風に指がちぎれ鼻がとびさる虹のように蛍光が夜の都の空に散る風に首がもげ脚がちぎれる風にからだが溶けてしまう蛾が一匹死んでしまった。 |
初出 | |
底本 | 竹内浩三全作品集 日本が見えない 全1巻 |
表記 | 新字新仮名 |
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