ブンゴウサーチ

洗濯デー

木村好子

『洗濯デー』は青空文庫で公開されている木村好子の短編作品。234文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内
234文字
人気
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書出

ぷんとにおって来る力強い体臭! おお この汚れ物のにおいこそ 獄内の闘いのはげしさを語る あの人達の生々しいいぶき―― さあ みんな 元気で初めよう あたしはポンプ押し 千代ちゃんはすすぎ役 みんなそろって ごし ごし ざあざあ うらみをこめて洗い流す 奴等のテロルに汚された垢を油汗を 空は秋晴れ あつらえ向きの洗濯日和 なかでがんばる同志達に せめて小ざっぱりした物を着せるため 妾達の胸はあ

初出「プロレタリア詩」1931(昭和6)年11月号
底本日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)
表記
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