落葉
木村好子
『落葉』は青空文庫で公開されている木村好子の短編作品。547文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 547文字 |
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| 書き出し書出 | 落葉よ、落葉よ、 秋風に吹かれて、 お前がカラカラと鳴り乍ら 井戸端に水すすぐ私の手元へ、黄色く、 舞いこんでくると、 おお、私は胸ふたがれる! 何一つもたらすことなく、 過ぎ去った日の一日一日を ただ、えいえいと つづれつくろい、米かしぎ 凡ての希みも、よろこびも、 かなしみさえもおき去りにして 生涯をただ貧しく終えゆく無数の私らの生命のように、 ああ、お前は散ってゆく、 秋風になぶられて、舞 |
| 初出 | 「詩精神」1935(昭和10)年11・12月合併号 |
| 底本 | 日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二) |
| 表記 |
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