千住大橋
丹沢明
『千住大橋』は青空文庫で公開されている丹沢明の短編作品。356文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 356文字 |
| 人気 | 643PV |
| 書き出し書出 | 川蒸気の発着所、旗はだらりと垂れ 大川は褐色の満水をたたえ 家々は庇をおろし、重り合う家並の彼方 瓦斯タンクは煤煙の雨空に溶ける 大川に架る錆びた鉄橋、常磐線、 貨車が長い車体を引ずってゆく 動かない煙、つながれて朽るボロ船、泛ぶ空俵 橋梁の陰に点々と黒く固まった人糞 それらの上を雨がたたいている。 |
| 初出 | 「詩・行動」1935(昭和10)年5月号 |
| 底本 | 日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二) |
| 表記 |
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