育て力づよく
田村乙彦
『育て力づよく』は青空文庫で公開されている田村乙彦の短編作品。401文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 401文字 |
| 人気 | 286PV |
| 書き出し書出 | 食えぬだんに学校学校言うて と母は子を叱る 小学校の四年の吉三は 学校へ行っては先生に うちへかえればみんなにどなりまくられる 「今日は学校休んで薪をとって来い 子供じゃ言うても飯を食うからにゃ」 ぼろぼろ涙を流しながら えがま縄帯の腰につきさす吉三 子供までぼい使うてと親父は思うが どうにもならない 明日はまた病気でもないのに勝手に学校を休んだと先生に叱られるだろう吉三よ お前はそのほそい身体を |
| 初出 | 「田園の花 第2号」1932(昭和7)年4月 |
| 底本 | 日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二) |
| 表記 |
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