首里城
世礼国男
『首里城』は青空文庫で公開されている世礼国男の短編作品。315文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 315文字 |
| 人気 | 1,177PV |
| 書き出し書出 | 清ら若水にみそぎ美々しく袖ひきつらね 首里天加那志美御機拝むと人々は 開暁鐘とつれて石畳九重の城に登つたで(あ)らう 歌と蛇及皮線に城内の夜は明けはなれ 御祝ごと続く御代の福らしや 都大路にあけず羽美衣も晴れやかに飛び交ひ 御冠船踊の華々しさよ 浮上とて見ゆる凪の伊平屋嶽の如くに 玉黄金若人たちは 娘たちの前に踊り栄えたであらう 花の昔よ走川のごとに (流)れゆく年波を漕ぎ戻すよすがもなく 唐破風 |
| 初出 | 「日本詩人 第三巻第三号」1923(大正12)年3月 |
| 底本 | 沖縄文学選 日本のエッジからの問い |
| 表記 |
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