探偵会話 下駄を探せ――芝公園 女の殺人事件――
海野十三
『探偵会話 下駄を探せ』は青空文庫で公開されている海野十三の短編作品。2,281文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
| 文字数 | 10分以内 2,281文字 |
| 人気 | 1,346PV |
| 書き出し書出 | 一 「――観音さまの?」 「――ええ、芝公園増上寺の境内に若い女の絞殺体が二つ、放り捨てられていたというんです。ちょっと新聞の記事を読んでみましょうか―― 『十七日(昭和二十一年八月)午前九時半ごろ東京都大森区大森五の一〇三樵夫吉沢新三さん(四 一)が芝公園増上寺境内西向観音裏山で伐材中、付近の笹やぶの北側の大欅の根もとに全裸体俯向けの二十歳ぐらい、死後十日を経過した女の腐らん死体を発見した。 |
| 初出 | 「読売ウィークリー」1946(昭和21)年8月24日号 |
| 底本 | 海野十三全集 別巻2 日記・書簡・雑纂 |
| 表記 |
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