六日月
岩本素白
『六日月』は青空文庫で公開されている岩本素白の短編作品。2,710文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数 | 10分以内 2,710文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | 朝早く一乗寺村を歩いて、それから秋晴の八瀬大原、帰りに鞍馬へ登って山端の駅まで戻って来ると、折から小春日の夕日を受けた叡山が、ぽか/\と如何にも暖かそうな色をして居るので、つい誘われて再び八瀬へ取って返し、其処から山を踰(こ)えて坂本へ下りてしまった。 |
初出 | |
底本 | 日本の名随筆58 月 |
表記 | 新字新仮名 |
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