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まあまあ居士の弁私の歩いてきた道

浅沼稲次郎

『まあまあ居士の弁』は青空文庫で公開されている浅沼稲次郎の短編作品。7,828文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
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30分以内
7,828文字
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書出

早稲田の森の青春早稲田に入ったのは、大正六年で学校騒動で永井柳太郎、大山郁夫氏等が教授をやめられた年の九月であるが、早稲田を志望したのは早稲田は大隈重信侯が、時の官僚の軍閥に反抗して学問の独立、研究の自由を目標として創立した自由の学園であるという所に青年的魅惑を感じて憧れて入学したのである。

初出「文藝春秋」文藝春秋新社、1950(昭和25)年8月特別号
底本浅沼稲次郎 私の履歴書ほか
表記
新字新仮名
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