硝子戸の中
夏目漱石
『硝子戸の中』は青空文庫で公開されている夏目漱石の長編作品。58,203文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数 | 1時間〜 58,203文字 |
人気 | 73,220PV |
書き出し書出 | 硝子戸の中から外を見渡すと、霜除をした芭蕉(ばしょう)だの、赤い実の結った梅もどきの枝だの、無遠慮に直立した電信柱だのがすぐ眼に着くが、その他にこれと云って数え立てるほどのものはほとんど視線に入って来ない。 |
初出 | 「朝日新聞」1915(大正4)年1月13日~2月23日 |
底本 | 夏目漱石全集10 |
表記 | 新字新仮名 |
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