コロポックル説の誤謬を論ず(上)
河野常吉
『コロポックル説の誤謬を論ず(上)』は青空文庫で公開されている河野常吉の短編作品。6,650文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数 | 30分以内 6,650文字 |
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書き出し書出 | アイヌに三派あり本邦人類學上の一大疑問たるコロポックルは、アイヌの口碑に出でたるものなるか、アイヌには蝦夷本島アイヌ、樺太アイヌ、北千島アイヌの三派ありて、此三派はコロポックルに就き語る所一樣ならざるのみならず、其他種々の點に於て本題に少なからざる關係あるを以て、先づ此三派に就きて略述するの必要あり。 |
初出 | 「歴史地理 第十二卷第五號」日本歴史地理學會、1908(明治41)年11月1日 |
底本 | 歴史地理 第十二卷第五號 |
表記 | 旧字旧仮名 |
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