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春の大方山

木暮理太郎

『春の大方山』は青空文庫で公開されている木暮理太郎の短編作品。8,116文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内
8,116文字
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書出

南アルプスの二、三の山が東京から望まれることが確実となったので、外にも尚お、遠い大井川奥の空から煤煙の都東京をこっそり覗いている山が或は有るかも知れない。

初出「登山とはいきんぐ」1935(昭和10)年8月
底本山の憶い出 上
表記
新字新仮名
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