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山の今昔

木暮理太郎

『山の今昔』は青空文庫で公開されている木暮理太郎の中編作品。22,862文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
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60分以内
22,862文字
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書出

山と山人我国に於て山登りが始められたのは何時頃からであるか、元より判然たることは知る由もないが、遡って遠く其(その)源を探って見ると、狩猟を以て生活の資を得ていた原始民族に依りて、恐らく最初の山登りが行われたであろうことは想像するに難くない。

初出「山岳講座」1936(昭和11)年7月
底本山の憶い出 下  
表記
新字新仮名
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