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黒部峡谷

木暮理太郎

『黒部峡谷』は青空文庫で公開されている木暮理太郎の中編作品。13,587文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
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60分以内
13,587文字
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書出

立山山脈と後立山山脈地質学者の説に拠ると、今日普通に日本北アルプスの名で広く世に知られている飛騨山脈は、凡南十度西より東十度北即ち南南西から東北東に向って並走して居る数条の連脈から成っているということである。

初出「東京朝日」1919(大正8)年11月
底本山の憶い出 下
表記
新字新仮名
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