進化学より見たる哲学
加藤弘之
『進化学より見たる哲学』は青空文庫で公開されている加藤弘之の中編作品。18,078文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数 | 60分以内 18,078文字 |
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書き出し書出 | 井上哲博士が先頃心理學會で「哲學より見たる進化論」と云ふ題にて講演されたとのことで、それが哲學雜誌の第二十五卷第二百八十一號に掲載してある、それを讀で見ると余の意見とは全く反對であるから余は今囘「進化學より見たる哲學」と云ふ題で聊か批評を試みたいと考へたのである、併し余は進化學も哲學も十分に知て居るのではないから井上博士の説を批評する抔いふことは頗る大膽すぎたことで到底物にはなるまいと思ふ、豫め此事を申述て置く。 |
初出 | 「哲學雜誌 第二十五卷第二八五號」1910(明治43)年11月 |
底本 | 明治文學全集 80 明治哲學思想集 |
表記 | 旧字旧仮名 |
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