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両国橋の欄干

木村荘八

『両国橋の欄干』は青空文庫で公開されている木村荘八の短編作品。3,501文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内
3,501文字
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書出

柳橋の明治二十年以前木橋であつた頃は、その欄干は上図のやうな木組であつたが、これは一曜斎国輝の錦絵「両ごくやなぎばし」の図や、明治二十二年発行の「日本名所図会東京の部」(大阪府平民上田維暁編)などに写されてゐるので(第一図)わかる。

初出
底本東京の風俗
表記
新字旧仮名
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