ランボオ詩集
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
『ランボオ詩集』は青空文庫で公開されているジャン・ニコラ・アルチュール・ランボーの長編作品。44,389文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数 | 1時間〜 44,389文字 |
人気 | 68,320PV |
書き出し書出 | [#ページの左右中央]初期詩篇[#改ページ]感動私はゆかう、夏の青き宵は麦穂臑((すね))刺す小径の上に、小草を蹈みに夢想家・私は私の足に、爽々しさのつたふを覚え、吹く風に思ふさま、私の頭をなぶらすだらう!私は語りも、考へもしまい、だが果てなき愛は心の裡(うち)に、浮びも来よう私は往かう、遠く遠くボヘミヤンのやう天地の間を、女と伴れだつやうに幸福に。 |
初出 | 「ランボオ詩集」野田書房、1937(昭和12)年9月15日 |
底本 | 中原中也全訳詩集 |
表記 | 新字旧仮名 |
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