〈ピツコロさん〉
村山籌子
『〈ピツコロさん〉』は青空文庫で公開されている村山籌子の短編作品。1,741文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 1,741文字 |
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| 書き出し書出 | 1 町の鴉 「ピツコロさん。こゝは町の真中ですよ。泣くんなら、横丁へはいつてお泣き。」 ピツコロ 「よけいなことを言ふな。だけど皆が俺の顔をみて笑つてる。少し恥かしいな。では、横丁へいつて泣かう。」 2 ピツコロ 「なほ悲しくなつて来た。どうしてこんなに涙がでるのかしらん」 横丁の猫 「ピツコロさん。小さいおぢいさん。おとなのくせにみつともないよ。なくなら、誰もゐない所でおなき。わたしまで、 |
| 初出 | 「子供之友」婦人之友社、1924(大正13)年11月 |
| 底本 | 日本児童文学大系 第二六巻 |
| 表記 |
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